上田 昌良 ホームページ  Masayoshi Ueda
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下記のように観測を呼びかけましたら、次の諸氏が観測をしてその報告をしてくださいました。
残念ながらほうおう座流星群の出現は捉えられませんでした。ごく短時間の観測ですが、ダスト・トレイル接近の1年前のほうおう座流星群の出現がなかったという観測結果が得られました。

ほうおう座流星群(PHO)の眼視観測まとめ
2013年12月
群流星数内訳
日付 開始 終了 方向 記録 計数 合計 最微星 雲量 PHO 観測者名 観測地
1/2 19:00 20:00 60 Psc 0 2 2 4.0 0 0 橋本岳真 東京都
1/2 雲がひろがってきて小雨 竹田浩章 大阪府
1/2 19:10 20:00 50 Per 0 4 4 4.5 1 0 柳信一郎 栃木県
20:00 20:40 40 Per 0 4 4 4.5 1 0 柳信一郎 栃木県
1/2 18:00 18:50 50 Z 0 7 7 5.5 0 0 豆田勝彦 口吉川町
1/2 曇りのち小雨 上田昌良 大阪府







★下記のような観測の呼びかけを行いました。

ほうおう座流星群を眼視観測しましょう


NMS同報         上田昌良です。

ほうおう座流星群のダスト・トレイル理論による予報では、来年(2014年)12月2 日8時〜10時JST
の間に5本のダスト・トレイルが次々にやってきます(佐藤幹哉氏の予報)。この ときの予報輻射点は
α 8°δ-27°Vg 9.8 km/sです。残念ながら日本ではこのとき昼間ですので、みるこ とはできません。

さて、予報の1年前の今年(2013)は、同群流星が出現していたのかを確かめてお きませんか。
眼視観測をして記録を残しておこうという篤志家の方は、次の時間帯に観測をし てください。

ほうおう座流星群の重点眼視観測日時:
2013年12月1日(日)19:00〜21:00 JST

この輻射点は、19:45JSTに大阪で高度が+28°もあります。さらに天頂引力の影響 を受けて、
そこから数度浮き上がって見えます。南天の流星群ですが、そんなに観測は困難 ではありません。
予定表に観測マークを入れておきましょう。