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2016年9月、流星の電波観測(HRO)結果、1時間当たりの流星エコー数


 
上のグラフの横軸の上側の数字は日付けで、例えば14とは、9月14日のことです。
9月11日〜12日に流星エコー数が表示されていないのは、パソコンが壊れてしまい、内蔵ハードデスクに
保存されていたデータが取り出せなくなったためです。
13日の早朝に雷による停電があったときに、電波観測中のパソコンの電源が切れ止まってしまった。この
ときパソコンが壊れてしまった。



2016年9月21日からの1時間当たりの流星エコー数です。活発な流星群の活動のない時期ですので、
散在流星が中心の日周変化の出現グラフとなっています。
9月30日6時付近にロングエコーが目立ちます。何か流星群活動があったのでしょう。


2016年10月 流星の電波観測(HRO) 速報








2016年10月11日〜20日の間の1時間当たりの流星エコー数
オリオン座流星群が活発な出現をするようになるので、徐々に流星エコー数が多くなっていくはずです。
また、おうし座南北流星群の出現に伴いロングエコーが増えるのかも楽しみです。

10月15日ごろから、オリオン座流星群の輻射点高度が最も高くなる4時台付近に、天頂効果の影響で
流星エコー数が減る現象が見られ始めています。このことはオリオン群の出現が活発になってきたと
いうことです。
10月18日の出現状況をみますと、オリオン群が活発になってきてないようです。
どうしたのでしょう、観測機材の問題やノイズの影響など再考もしなければ、、





10月21日ごろがオリオン座流星群の極大と予想される。今年(2016年)は、オリオン群はどのような振る舞いをするの
だろうか。
10月21日と22日に全体の流星エコー数が少し増加、ロングエコー数も少し増加しました。このころがオリオン群の極大
です。
この増加は、オリオン群の出現によるものと思われます。この電波観測(HRO)をみるかぎりでは、今年のオリオン群の
活動は活発でなく静かです。



2006年に突発大出現したオリオン座流星群
10年前の2006年にオリオン群が突発大出現をしました。そのときの電波観測(HRO)の出現状況です。
この2006年以後は、オリオン群の出現数がだんだん減り続けています。
再び突発大出現はないのでしょうか。
この答えは観測をするしかありません。










 上田昌良ホームページ

流星の電波観測

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